まず、第2次世界大戦後について、「第2次世界大戦後も、欧米が中心の北大西洋条約機構(NATO)と旧ソ連諸国によるワルシャワ条約機構など、敵と味方をつくりながら世界は対立してきた。どちらかが平和ならばよいという考えはやめ、世界全体で安定を求めるべきだ。共通の善のために互いに味方になる必要がある」と、対抗姿勢をやめ、互いに歩み寄ろうと訴えた。
その具体例として、日本を含む東アジアについて言及し、「日本は不思議だ。米国に原爆を落とされたのに彼らとは友好国で、国内に米軍基地もある。なぜ中国や韓国と(、米国と)同じように親しくなれないのか。日本と中国、韓国には歴史的な問題はあるだろうが、過去に固執せず、今と未来を見据えて外交に臨むべきだ。残虐な歴史ばかりに目を向けると、過去に支配されてしまう」と、今と未来を見据えた和平外交を提案してくれている。その内容は、日本国憲法が指し示している道でもある。
さらに、世界政府についても提案し、「日本には目標達成の手段として兵力を使わないでほしい。他国も日本をお手本にしてほしい。世界の多くの国に対して戦争を非合法化するよう統治する組織はできないのだろうか。
世界はいま、気候変動や戦争など共通の課題を抱えている。自国だけで解決することは難しく、各国の協力が必要だ。ただ既存の枠組みには限界がある。国連やG7などの枠組みをアップグレードし、どの国も拒否権を持たない新たな世界政府をつくるべきだ。安定と平和など世界共通の価値も共有したい」と述べている。
世界はいま、気候変動や戦争など共通の課題を抱えている。自国だけで解決することは難しく、各国の協力が必要だ。ただ既存の枠組みには限界がある。国連やG7などの枠組みをアップグレードし、どの国も拒否権を持たない新たな世界政府をつくるべきだ。安定と平和など世界共通の価値も共有したい」と述べている。
いずれも、素晴らしい提案である。世界には、対立は一時停戦してでも”各国の協力なしには解決できない難問”が山積みしている。だからこそ、まずはその難問に目を向け、”対立から和平”へ転換していくことが急務になってきているといえよう。
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