2023年6月12日月曜日

死の恐怖から人を解き放つ

 少食について、若い頃より関心を持ちながら、何度も挫折を繰り返してきた。半月ほど前の旅行でも、バイキングでたらふく食べてきた。どうしても食の誘惑には弱かったといえよう。
 もう、後期高齢者になってしまったが、また、少食に傾いてきた。『無病法 極少食の威力 102歳を生きた偉大なルネサンス人ルイジ・コルナロの食生活と教訓』(ルイジ・コルナロ著、中倉玄喜編訳・解説、PHP研究所、2012年)を紹介されて読んだからだ。
 これまでにない、魅力的な少食の効果があった。「死の恐怖から人を解き放つ」ということである。死を前にすると、人は宗教に救いを求める。そいうものかな、とも思ってきた。しかし、少食という手段も、死の不安を取り除いてくれるらしい。魅力的である。
 あとは実践あるのみ。
 真にまことに、聖なるかな、摂食よ!
 汝、摂食こそ、
  人をして長寿ならしめ、
  その智慧を磨かししめ、
  そしてその智慧より、みずからを官能の罠より救わしむ。
 また汝は、
  死の恐怖から人を解き放つ。
  汝あればこそ、人はこの世の妙なるを知る。(『無病法 極少食の威力 102歳を生きた偉大なルネサンス人ルイジ・コルナロの食生活と教訓』、p70、引用者によって、一節を詩的に表現したもの)

 同じような少食の参考書は次のとおり。 

『「空腹」こそ最強のクスリ』、青木厚著、アスコム、2019年
 睡眠時間を合わせて「1日16時間食べない」だけで、細胞内の悪いタンパク質や感染症を引き起こす病原菌が掃除され、全身の細胞がみるみる修復! がんを克服した医師が実践する、超簡単健康法を紹介する。

『できる男は超少食 空腹こそ活力の源!』、船瀬俊介著、主婦の友社、2015年
 小腹が減ってもすぐ食うな。3時間の空腹が頭と体をキレッキレに研ぎ澄ます! 頭が冴える、集中力がアップするなど、「少食」のさまざまな効果を明らかにし、挫折しない「少食」の実行法、おすすめの食事などを紹介する。

『3日食べなきゃ、7割治る! 「空腹」こそが最高のクスリ』、船瀬俊介著、ビジネス社、2018年
 腹八分で医者いらず、腹六分で老い知らず! 「自然治癒力を呼び覚ます」「遺伝子を活性化する」など空腹がもたらす利点を紹介。さらに、病気を癒す笑いや筋トレの効果も解説する。

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