なんで『スピノザ全集』など読む気になったのか、その理由は忘れてしまったが、『スピノザ全集・2巻』の目次の「幾何学的秩序によって論証した倫理学」の第四部「人間の屈従に就て或は感情の力に就て」に惹かれ、ちょっと読んでみた。
序言のはじめの言葉にカウンターパンチを受けてしまった。「感情を統御し制止し得ない人間の無能力を私は屈従と呼ぶ。なぜかと云へば、感情に支配される人間は、自己の権能に依らず運命に隷属し、自ら一層善きものを見ても一層惡きものに就くようにしばしば強制されるほど運命の力に左右されるからである」と自分の弱点を見透かされてしまったように感じたからである。
To-doリストに従って、自分を管理しながら生活できるのが理想であることはわかっていても、どうしても、その日の気分で生活する悪習から抜け出せないでいる。だから、自分の部屋一つ片付けることができず、健康管理も一貫性がない。これでは、「感情を統御し制止し得ない無能力な人間」と言われても仕方がない。だからであろう、1年ぶりに不眠に陥ってしまった。と言ってもまだ夕べだけなので、なんとかまた正常なリズムのある生活にしていきたい。そのためにも、ちょっと難しそうなスピノザの倫理学を読んでいきたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿