ウクライナにおける戦闘状態は、終わる兆しが全くない。ウクライナに対する兵器の援助が継続されているからだ。果たして、これでいいのだろうか。ロシアは、確かに悪い。だからと言って、軍事力による反撃だけが真の解決策とは言えない。命をかけてでも守るべきものあるとは思えないからである。だから、マンガ『石の花・2』のセリフ「人を殺したら、ドイツ軍と同じになってしまう」を読んだとき、「ウクライナ兵が人を殺したら、ロシア軍と同じになってしまう」と思えてきた。
日本の歴史に、勝海舟がとった政策によって成し遂げた「江戸城の無血開城」というのがある。ウクライナは、こうした歴史に学ぶべきである。一時的に被るであろう”屈辱”よりも、ウクライナ人の、あるいはロシア人の人命の方が遥かに価値があると思うからである。マンガも、ロシアとウクライナに置き換えて読んでみると、そう思えてくる。
クリロ:ゲリラ(ウクライナ軍)は迫害者(侵略者)じゃない!イザーク:でも、人を殺したら、ドイツ軍(ロシア軍)と同じになってしまう。イザーク:暴力に暴力で向かってしまったら
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| 「『石の花・2』、坂口尚著、KADOKAWA、2022年、p67」より |

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