2023年4月23日の朝日新聞コラム「加藤登紀子のひらり一言」は、「時代の変化は必ずしも進歩ではない」で、その解説は、「時代の変化についていけない、とお嘆きの皆さん、ご心配なく。激動の時代だからこそ、変化しないものが残り続けることが大事です」だった。この解説を読んだとき、「激動の時代だからこそ、変化しないで残り続ける大事なもの」として、日本国憲法があると思った。
そういえば昔は、荒波を物ともせず航海するとき時の道標として、変化しないで光り輝く北極星が欠かせなかった。同じように日本国憲法は、船舶日本丸にとって北極星のように欠かせぬものなのだ。しかし、道標であるはずの日本国憲法を改正しようと躍起になっている人たちがいる。本当の改正なら、それもいいが、真実は改正でなく、根本的は変革、つまり、日本国憲法の破壊、骨抜きをめざしている。
だからこそ、憲法改正とは何なのか、どのような改正(改訂)も許されるのか、を検討し、議論されるべきである。ハッキリ言って、「憲法改正の限界説」なるものの正体を、まず明らかにすべきである。これまで、「変化しないで残り続けて光り輝いている」日本国憲法を、激動の時代だからこそ、より一層輝かせたいからである。
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