明治維新とはなんだったのか、改めて問い直されるべき課題であり、その作業を経ずして、更なる前進はないのではないか、そこまで考えてしまった。
まずは、すでに問い直された業績を発掘することであろう。図書館のレファレンスサービスのお世話になって、探してみたい。
維新、文明開化と言いながら、明治の日本は封建的抑圧が徳川時代より強まります。
男尊女卑につながる良妻賢母の思想も、この時期に広がったものです。もとは武士だけの考えで、庶民の女性はもっと自由で家の中でも力をもっていました。明治維新は標準的な国家を作ろうとしただけの革命ですが、個人が国民として管理されるようになったことで社会の風通しは悪くなったと私は感じています。端的にいえば日本人から個が消え、人間臭さが薄れた。幸福の質が変わったのです」(渡辺京二談、『サライ』、2018年8月号、p 18)
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