国際民主法律家協会 (IADL)が、2022年 3月 8日に発表した「ウクライナで進行中の戦争の激化に関する声明」(https://iadllaw.org/202203/iadl-statement-on-the-escalating-war-in-ukraine-finding-the-road-to-peace/ )によると、「米国とNATOは、10年以上にわたつてロシア連邦に対して極めて挑発的な振る舞いを行ってきた」だけでなく、ロシアとの国境にあるNATO諸国でのさらなる軍事力増強が計画され、なんと、「この増強には、ポーラン ドに建設中の新しい米軍基地が含まれ、ロシア国境からわずか100マイルのところに米国の核武装ミサイルを配備する可能性がある」という。だとすれば、ロシアを追い詰めてきたのは米国とNATOということになる。
かつてのソ連が健在の頃は、冷戦というソ連と米国などの西側諸国の対立が存在していた。ソ連が崩壊し、冷戦は終わったと言われてきたが、冷戦は続いていたのだ。だからこそ、その延長線上で、この度のウクライナで進行中の戦争が起きてしまった。そう思って間違いない。このような戦争を予言している次の言葉が、その証拠である。
東西両勢力の対立激化の一歩一歩一は戦争への途であり、緩和の一歩一歩は平和への途である(細野武男著「学問と政治」『現代学問のすすめ』、雄渾社、1996年、p 268、イギリスの政治学者ハロルド・ラスキの認識)
ロシアにとっての脅威になったであろう「ポーラン ドに建設中の新しい米軍基地」のことから、沖縄・辺野古に建設中の新しい米軍基地が、中国や北朝鮮への脅威になるであろうことを想像してしまった。実際そうであろう。日本の軍事費倍増計画と合わせ、「東西両勢力の対立激化という戦争への途」に突き進んでいることを意味している。それが現実である。だから今こそ、「東西両勢力の対立緩和」という平和への途に方向転換すべきである。
0 件のコメント:
コメントを投稿