2022年7月15日金曜日

手のひらに無限を乗せ

 映画『博士の愛した数式』をみた。その中で、「木は一本で一」「全体で一、一つの中に全体が調和して美しい」というセリフがあった。多分この言葉との関連だと思われるウィリアム・ブレイクの次の詩が映画の最後に紹介されたていた。
人つぶの砂に 一つの世界を見
一輪の野の花に 一つの天国を見
手のひらに無限を乗せ
一時のうちに永遠を感じる
  ウィリアム・ブレイク
 なんと壮大な世界観だろう、と感嘆し、永遠を感じる数学の世界に魅力を感じた。そして、ウィリアム・ブレイクの刺繍を借りて、さっと読んでみた。「大地の答え(有心)」という詩の中の次の一節を見つけた。鎖の正体が何かわからないけれど、なんとなく惹かれた 一節だった。
わたくしの骨のまわりに氷つく
この重い鎖を破れ!
自己本位の鎖を! 見えっぱり鎖を!
永久の害毒の鎖を!
自由な愛をからめしばる この鎖を 

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