問題は、太陽の巨大フレアがまた起きたら、地球はどのような影響を受けるのかです。箱崎真隆准教授の話では、「通信障害が起きてしまったり、停電、2~3年にわたって地球全体で停電が起きる可能性があり、そうなると、原子力発電所は電源喪失に陥り、通信障害のためどこで起きているかわからないまま、原子力災害が地球全体に及んでしまう可能性もある」ということです。以上は、2023年9月6日放送『ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪 国立歴史民俗博物館』で放送されたものですが、恐ろしい話です。
政府は、戦争に備えて防衛費を増やそうとしています。しかし、巨大地震だけでなく、巨大太陽フレアの可能性は、自然現象ですから防ぎようありません。だからこそ、その対策を怠ってはいけません。しかし、戦争は自然現象ではありませんから、防ぐことができます。それなのに政府は、防衛費を増やすなど、戦争の危険性が増す方向に力を入れています。この事実に国民が気づかなくてはいけません。戦争などしているときではない、地球的な災害の危機に備え、力を合わせていく必要があるのです。太陽の巨大フレアの歴史が、諭してくれていることです。
国立極地研究所(所長:白石和行)/総合研究大学院大学(学長:長谷川眞理子)の片岡龍峰准教授、国文学研究資料館(館長:ロバート キャンベル)の岩橋清美特任准教授は、江戸時代の古典籍に残る記録から、明和7年7月28日(1770年9月17日)に史上最大の磁気嵐が発生していたことを明らかにしました。
研究グループは今回、京都・東羽倉家の日記に1770年のオーロラの記録を発見し、その日記の記述をもとに京都からオーロラがどう見えるかを計算しました。その結果、『星解』という別の古典籍に描かれたオーロラの絵図(写真1)の形状が再現されました。またこれにより、1770年の磁気嵐は、これまで観測史上最大と言われていた1859年の巨大磁気嵐と同等か、それ以上の規模であったと推定されます。

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