2023年9月26日火曜日

大切な独立国としての誇り

 日本には、戦後から米軍基地が居座り続けています。基地内は、日本国憲法も及ばない治外法権です。そればかりか、基地外のどこでも、治外法権にできるのです。沖縄で米軍ヘリが大学構内に墜落した際にも、そこが治外法権にされて、警察も立ち入りできませんでした。このような状態では日本は独立国とはいえません。ある意味で屈辱的です。日本人の中にあった独立国としての誇りはどこに行ってしまったのでしょうか。この「独立国としての誇り」を思い出させてくれたの「どんなときも人が忘れてはいけないのが、自分への誇り。たとえ苦境にあっても、誇りが人をまっすぐ立たせ、心を豊かにしてくれる」という美輪明宏さんの言葉です。「誇りを持って生きましょう」というエッセイの中で次のように書かれていたのです。
 私は若い頃から、自分に恥ずかしい生き方だけはするまい、胸を張って生きていける自分でいようと強く思ってきました。そのため、ときにはずいぶんとやせ我慢もしたものです。
 どんなときも人が忘れてはいけないのが、自分への誇り。たとえ苦境にあっても、誇りが人をまっすぐ立たせ、心を豊かにしてくれるのです。そういう人からは、清らかなパワーがあふれ出します。そのパワーが幸福の金粉となり、きっとその人を輝かせてくれると思います。(『婦人公論』、2023年1月、p1)
 そこで、上記の文章に国の独立を加えてみました。
 「どんなときも人が忘れてはいけないのが、自分への誇りと独立国としての誇りです。たとえ苦境にあっても、誇りが人と国とをまっすぐ立たせ、人々の心を豊かにしてくれるのです。そういう人と国とからは、清らかなパワーがあふれ出します。そのパワーが幸福の金粉となり、きっと人々と国とを輝かせてくれると思います」と。
 そういえば、例えば日本国憲法前文の一節「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ」のように、日本国憲法は誇りに満ちています。従って、憲法を守るということは、日本人と日本国の誇りを守ることでもあるのです。そしてこのような誇りを抜きに「永遠平和」は語れないということでもあります。

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