ほとんど一冊が、三分法的カテゴリーに関するもので、憲法の三原則を検討する際の哲学的バックボーンになるのではないか、と思えたのである。たとえば、哲学は、現象学、規範科学、形而上学の三つに、規範科学は、美学、倫理学、論理学の三つにという具合で、世界を三つの関係性のもとに捉えようとしたものではないか、と今のところ考えられる(そう理解した)。
とにかく内容そのものは、役者が告白しているように難しいようで、解説から読んだ方が良いみたいなところがある。どちらにしても、日本文化の中にも、三昧、三すくみ、三拍子といった三分法的カテゴリーが存在しているので、焦らずゆっくり、読み解いていきたいと考えている。
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| (『バース著作集』、勁草書房、p202) |

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