特定秘密保護法だけでなく有事法制もそうだが、まだ、その真価が発揮されていない。憲法がしっかりとガードしてくれているからだ。これらの悪法は、日本国憲法という重石に鎖でしっかりと繋がれている状態なのだ。もし、憲法が改悪されるようなことになったら、重石がなくなり、悪法は一気に本領を発揮するであろう。
ここで、改めて「天声人語」に耳を傾けてみる。
「どの部分が特定秘密に当たるのかは分からなかった」。機密を教えられた元海将は警務隊の取り調べのときでさえ、黒塗りの文書を見せられたと共同通信に語っている。「真っ黒だから何か分からず、話が通じない状態だった」▼あなたは秘密を聞きましたか。何が秘密かは秘密ですけど――。まるでそんな法律である。国会の強行採決から9年。違反摘発は初めてだ。当時の不安な気持ちを思い出した。
今回の摘発は、「小手調べの摘発」に違いない。このような摘発が続けば、どうなるか。戦前の歴史を紐解けば、その重苦しさがわかるに違いない。そのような歴史の逆行を許してはならないのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿