2022年12月19日月曜日

感動は心の扉をひらく・2

 しばらくぶりに読んだ本『感動は心の扉をひらく』に、先生に見放されるほどの劣等生だったのに、一冊の本に感動し、その感動体験をきっかけにして優れた農業指導員にまでなった話が載っていた。
 その一冊の本はロマンロランの『ジャン・クリストフ』で、三回も読んだというのだ。その後、農業の専門書を、村役場の農業指導員の教えを受けながら、なんと十五冊を「暗記するくらい読んじゃった」(
『感動は心の扉をひらく』、 p76)というのだ。

そしたらね、あとはもう楽にスイスイ読めて、読んだり実験したりしていくうちに、人々は俺を農業の指導員と呼ぶようになったのよ(p76)

感動というやつは、人間を変えちまう。そして奥底に沈んでおる力をぎゅっと持ち上げて来てくれる、そういう性質を持っているんです。(p76)

我々は、何回も感動を受けては、心の中の日を大きくして、感動を受けるたびに、心を変えて、人間を変えていく。(p77)

 つくづく、「まだまだ感動が足りない」と思った。何よりも、何回も読んだ本が、どれだけあるだろうか。


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