2022年12月13日火曜日

運動そのものが意欲を育てる

 昨夜、また夜中に覚醒してしまい、しばらく雑念の空回りで眠れなかった。そのため、起きたのが七時過ぎてしまった。そこで、改めて『運動脳』(アンデシュ・ハンセン著、御舩由美子訳、サンマーク出版、2022年)に書かれていたことを思い出し、継続的な運動の必要性を痛感している。読書メモの中で気に入ったのが、「運動は、副作用が一切ない薬だ。少しだけ気持ちが滅入っている人でも、深い苦悩抱えている人でも、たいていは運動をすれば晴れやかな気分になれる」(p169)というところだ。
 図書館の内容紹介によると、「脳は頭を働かせようとするより、身体を動かすことでこそ威力を発揮する器官。『歩く・走る』で、学力、集中力、記憶力、意欲、創造性、すべてがアップする」という。さらに魅力なのが、無理さえしなければ、体力も向上するらしいということだ。次の体験記に教えられてことである。うつ病の患者さんに運動を処方した結果の記録である。

 彼女の状態では週にランニングを3回というのは無理があったため、まずは定期的なウォーキングから開始した。最初の数日は10分ほどしか歩けなかったが徐々に歩く時間を長くして、ペースも上げていった。そして3週間後に再び病院にやって来たとき、まだ疲労感は抜けきっていなかったものの、1回につき15分のスロージョギングができるまでに体力は回復していた。
 数週間と続けるうちに、彼女は少しずつ運動の強度を上げていった。初めて救急外来を訪れてから4か月が過ぎるころには週に3回走れるようにいなり、ときには1時間近く走ることもできた。
 体調の変化には目を見張るものがあった。全般的に健康になり、夜もぐっすり眠れるようになっていた。また、短期記憶や集中力も改善した。職場でも家庭でも些細なことで不安を覚えなくなり、ストレスも減っていた。(p167)
 運動の成果で「全般的に健康になり、夜もぐっすり眠れるようになっていた」というのが何よりの励みであった。「運動が身体にいいことは知っていても、その効果がどの程度のものであるかや、運動そのものが意欲を育てることを知っている人はほとんどいない」(p169)素晴らしい、あとは自ら実践あるのみである。

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