2022年11月3日木曜日

被曝絵画「お母ちゃんを探して!」

 広島市内にある市立基町高校の生徒たちは、2007年から被爆者と一緒に原爆の絵を描き続けている。体験の詳細を聞き出し、必死になって被爆者の想いに近づき描いた絵は15年間で合計182点になったという。このことをアウシュビッツ平和博物館のニュースレターで初めて知った。あるいは、何度か見たような気もするが、すっかり忘れている。
 早速ネットで他の絵も探してみた。やはり、紹介されていた。核兵器の恐ろしさ、戦争の恐ろしさは、決して忘れてはいけないことであり、伝え合わなければならないことだと思う。「二度と同じ過ちを繰り返さない」ためにも。
 絵を描いた高校生は、被曝の記憶(たとえ他者の記憶でも)を絵にする過程で、被曝を追体験してきたのかもしれない。だとすれば、被曝体験を文学の形で表現した詩を朗読することも、被曝を追体験したことになるのではないだろうか。



「お母ちゃんを探して!」 切明千枝子。はぐれた母親を必死で探す女の子に出会った(制作・福本悠那)(photo 写真映像部・東川哲也):(「被爆者の体験を聞き高校生が絵に」より)


「おびただしい遺体」 飯田國彦。被爆翌日、住吉橋の袂は被爆者で凄絶な状況(制作・サンガー梨里)(photo 写真映像部・東川哲也):被爆者の体験を聞き高校生が絵に」より)


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