2022年11月9日水曜日

震度6強で原子炉倒壊の恐れ

 朝日新聞の福島地方版(2022年11月9日)に恐ろしい記事と写真が掲載されていた。東京電力福島第一原発1号機の原子炉を支える土台が損傷し、鉄筋がむき出しになっていて、「震度6強で原子炉が倒れる恐れ」があるというのだ。
 原子炉土台の4分の1が損傷していても「耐震性に問題はない」とする試算もあるようだが、耐震性に問題があると指摘している専門家がいることは見逃せない。その指摘というのは

「耐震上、重要な欠陥がある。緊急対策を考える必要がある」。1号機の原子炉内部の写真からこう指摘するのは、福島第一原発事故の研究を手がける森重晴雄さんだ。三菱重工で原発の耐震構造を研究し、現場責任者として四国電力伊方原発3号機の建設などに携わった経歴をもつ。(「朝日新聞、2022年11月9日」より
 このような事実が明らかになると、それでは、他の原子炉の損傷具合は大丈夫なのか、という新たな不安も生じてきた。やはり、東電に任せておいて大丈夫なのだろうか。国が率先して、廃炉というより、廃炉も含めた事後処理として、最優先課題として取り組むべき課題ではないだろうか。

「本来はコンクリートで覆われているが、鉄筋がむき出しになった原子炉の土台[ペデスタル]。鉄筋の上に燃料デブリの可能性がある堆積物がある=国際廃炉研究開発機構、日立GEニュークリア・エナジー提供」(「朝日新聞、2022119日」より)


0 件のコメント:

コメントを投稿