2021年10月13日水曜日

ヴィーナスと眠るアモル

 NHKBSで「奇跡の宮殿 フォンテーヌブロー王と大妃の”美の館”」を見た。そこで、フランスのフォンテーヌブロー王が「戦争を止める力は二つあって、それが知識と美だ」と信じ、図書館と美術館(浴室の中)を併設して建設していたことを知った。それが、フォンテーヌブロー王と大妃の宮殿であり、”美の館”でもあった。以下解説から。

「モナ・リザ」を含む多くのルネサンスの傑作がその浴室に飾られていた。フィレンツェやヴェネツィアなどルネサンスのあらゆる流派の傑作がこの浴室に飾られていました。レオナルドの傑作「モナ・リザ」もその浴室に飾られていたと考えられます。つまりこの浴室は芸術史上最も早い絵画美術館でした。ルネサンスの数々の傑作がフォンテーヌブローの浴室の上記の中で保管されていたのです。
 なぜ、王は、集めた名画を宮殿の浴室に飾らせたのか。
 その鍵を教えてくれるのが、戦争が始まるのを止めて欲しいとアモルに呼びかけるヴィーナスを描いた「ヴィーナスと眠るアモル」だという。美の象徴としてのヴィーナスと右の下に知識の象徴としての本が描かれている。
 その後また戦乱の世が続くことになる。しかし、「知識と美」に戦争を止める力があることは間違いない。戦乱の世が続いたのも、「知識と美」の力が弱かっただけ、と考えられるからだ。フォンテーヌブロー王の業績をもっと知られるべきだと思った。

「ヴィーナスと眠るアモル」



0 件のコメント:

コメントを投稿