2021年7月1日木曜日

もともと戦争が公共事業の役目

 昨日、小さな記事「日米、最大級の共同訓練」が目に止まった。「陸上自衛隊と米陸軍は29日、北海道の矢臼別演習場で共同訓練を報道公開した。全国各地で実施中の国内最大の実動訓練「オリエント・シールド21」の一環。ロシアや中国が周辺で活発な動きを見せる中、日米間の協議で訓練を過去最大級の規模とした」というものだ。
 実動訓練というのも、高機動ロケット砲なるものも、初めて知った。高機動ロケット砲システムは、写真のように車輪のついたどこへでも移動可能なロケット砲だという。アメリカにとっては、「もともと戦争が公共事業の役目を果たす軍産複合体」(『戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法』、田中優・小林一朗編、合同出版、p20)だというから、こうした訓練でも、アメリカの公共事業に奉仕している、ということだろうか。
 コロナ禍で財政逼迫なんだから、控えてもらいたいものだが、軍事費は、そういう財政事情など関係ないらしい。それにしても、もっと大きなニュース扱いにしてほしかった。

(朝日新聞デジタル、2021630日)


高機動ロケット砲

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