2021年7月3日土曜日

米軍普天間基地は無条件全面返還を!

 しばらく休んでいた、鷲田清一による「折々のことば」(朝日新聞コラム)の連載が再開された7月2日に取り上げられた言葉は、作家・クリエーターであるいとうせいこうさんの

「たまたま彼らだった私」と「たまたま私であった彼ら」という観点こそが、人間という集団をここまで生かしてきたのだ(『「国境なき医師団」を見に行く』から)

 だった。この言葉を受け、

 作家・クリエーターは、異国からの難民を救援するギリシャの「国境なき医師団」の活動を取材するなかで、爆撃され、家を焼かれ、祖国を追い立てられた人々は状況が少しずれればこの「俺」だったかもしれないと思い知る。このささやかな想像力こそが人類社会の倫理を担ってきたのだと

 と解説していた。鋭い!
 少し考えてみれば、私であったら」と想像してみたい状況はたくさんある。
 例えば、沖縄普天間基地で長い間騒音被害で苦しんできた彼らが、「たまたま私であったら」、私は、決して米軍基地は辺野古に移って欲しいとは思わない。辺野古だけでない、どこへも、米軍基地の移転などしてほしくない。同じ苦しみを味わってほしくないからだ。だからこそ、普天間における危険性の除去のための唯一の解決策は、米軍普天間基地の無条件全面返還しかない。
 こうして、実際に「『たまたま私であった彼ら』という観点」にたって考えてみたら、自分ならどうしたいか、ということがはっきりと見えてきた。それは、”米軍普天間基地は無条件全面返還を!”だった。

0 件のコメント:

コメントを投稿