1、マルトリートメント
NHKの番組「サイエンスZERO」は好きな番組でよくみる。2021年7月11日放送の「”子供の脳”を守れ 脳科学が子育てを変える」は、とても良かった。
体罰が子供に与える影響の大きさは計り知れないが、体罰を含めた「子供に対する避けたい関わりの総称」をマルトリートメントという概念で捉え、「小さなマルトリートメントがどんどんエスカレートしてしまったら、最終的に行き着くところは虐待」と考えていることを知った。そして、マルトリートメントが常態化することで脳にも気質的な変化をもたらすようになる。
2、愛着障害
親子関係に問題がなければ、子供は安心して外の世界に探索に行ける。途中で転んでも安全基地で癒され、また探索に行ける。そうして子供たちは成長していく。マルトリートメントを受けて安全基地がなくなった状態を愛着障害というらしい。養育者である親と心理的な絆を築けない時に出てくる症状で、「自分の感情をコントロールすることが苦手になる」「非常に不安定な反応をし、暴れたり、問題行動を起こす」。
3、こうして脳は癒される
子供たちの脳に気質的な変化が起きてしまったら、治らないのかと思ったが、早期に発見して、しっかりとした対応をすれば、改善され、脳の気質的な変化も治っていくこともわかり、ほっとした。「安心感を与えてやることで治っていく」「思いを込めてしっかりと抱きしめる」そうして「愛されている実感」を感じていくことで、脳は癒されていくらしい。
もう一つ、ボールのやり取りで、回復していくプログラムが紹介されていた。
*脳は新たに学び直すことができる
*幼少期の人とのふれあいが不快で怖いものだったら、脳も体も固まってしまう。
*しかし、身体的な動きとして同調することを助けてくれる人が現れたら、脳は癒されていく。
*人間はお互いに影響し合うようにできているから。
*投げてくるものをキャッチするやり取りの中で(脳が)活性化されていく。
*こうして、リラックスして安心を感じるようになり、癒されていく。






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