朝日新聞コラム「(後藤正文の朝からロック)未来照らすメッセージを」(2021年4月28日)に、素敵な言葉があった。「政府がすべきは、長期的に様々な事態を想定することであり、補償を含む政策と未来を照らす正しい言葉で市民を勇気づけることではないか」という文章の中の「未来を照らす正しい言葉」、である。
この言葉を読んで、日本国憲法のことが真っ先に浮かんだ。日本国憲法こそが、「未来を照らす正しい言葉」であり、「未来照らすメッセージ」ではないか、と思ったのである。
人間は愚かにも長年戦争を繰り返してきた。だからといって、これからも永遠に戦争は無くならないのか。無くならなくていいのか。という問いがあったとする。もし、永遠に戦争は無くならない、それでいいというのであれば、戦力や戦争を放棄した日本国憲法は、所詮絵に描いた餅になり、意味がないことになる。
しかし、戦争は懲り懲りであり、戦争は無くさなければならない、というのであれば、戦力や戦争を放棄した日本国憲法は、燦然と輝く「未来照らすメッセージ」であり、暗闇の中でも輝き続ける灯台のように、混迷を深めて暗闇のように見える社会においても、明るい未来を照らし続けてくれる灯台である。
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