2021年5月10日月曜日

いま、改憲は不要不急だ

 朝日新聞夕刊コラム「素粒子」(2021年5月7日)に、「いま、改憲は不要不急だ 」とあった。全くその通りで、今は、なんと言ってもコロナか対策であろう。そもそも、憲法という大切な法典の審議は、しっかりと時間をとって熟議を尽くさなければならない。現憲法も、押しつけ憲法などと言われることもあるが、 「新憲法法案は、衆議院、貴族院合わせて100日間審議し、圧倒的多数で可決、承認されて」(『幸せのための憲法レッスン 教えて中馬さん!』、金井奈津子著[中馬清福述]、かもがわ出版、2016年、p65〜66)いるように、熟議を尽くして成立している。改憲だって同じである。
 もう一つ問題点がある。改憲についての世論調査では、賛成反対が拮抗していると言われているが、政策の優先度を問うた朝日新聞(2017年5月16日)の世論調査では、改憲は5%でしかない。この世論調査を加味すれば、改憲に賛成は、多く見積もっても3%になる。このような状態では、やはり「いま、改憲は不要不急」なのである。 

「朝日新聞、2017年5月16日」より

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