日本は徐々に戦争に近づいているののでしょうか。映画監督、塚本晋也さんも、「やっぱり戦争に近づくことの恐ろしさが自分にとっての大事なテーマ。これから先の未来の子供たちの、これから先の世界がどうなっているのかが、1番の心配事項に、どうしてもなっちゃう」(「大林宣彦からの遺言」『NHK・クローズアップ現代・2020年10月8日放送」)と語っています。 なんども紹介した『核のボタン』の著者の言葉も印象的です。
12年の孫・曽孫たちへ。君たちは、核の大惨事を回避しようと私が働き続ける
最も重要な理由を与えてくれるくれている。ウィリアム・ペリー
私の心配事も、両者に共通している。だからこそ、ブログに、
この日本という国を少しでもいい状態にして、「私たちが享受できた平和」と一緒に「子や孫の世代」にバトンタッチしたい。
と書きました。私にとっても、ジワリ、ジワリと、戦争に近づいている時代の流れに抵抗するエネルギー源は、未来を担う子供たちなのです。
時代の大きな流れを痛感したのは、アメリカ大統領選挙の報道ぶりです。朝日新聞も、連日一面トップで開票の動向を報道しました。国会で論戦が戦われている時期にです。日本がアメリカの「核戦争の前進基地」に変わりがないことを考えれば、これほどアメリカ大統領選で大騒ぎしてはいられないはずなのです。逆に考えれば、米軍基地が「核戦争の前進基地」になっている、という認識はなく、北朝鮮や中国の動きを考えれば、米軍基地は必要だ、という認識が大勢を占めているのかもしれません。
しかし、この、北朝鮮や中国の動きを「危険視(敵視)する思想」こそ、時代の思想というべきもので、戦争に近づける思想、戦争に向かう思想だと思います。こうした思想が支配的だからこそ、米軍基地の危険性を明らかにし、真の安全保障というものを考えていく必要があると思うのです。
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