とりあえず、すぐに読める同じ著者の本『13歳からの経営の教科書 「ビジネス」と「生き抜く力」を学べる青春物語』(KADOKAWA、電子書籍)を読んでみました。最初に飛び込んできた言葉が、「人は誰だって自分の人生を経営している」でした。「思いついたことをやってみるのも、経営は必ず必要」とありました。なるほど、確かに、「世界は経営でできている」と言えるのかもしれません。
その他、メモした言葉が、計画の力(:何かを実行するには、何が必要で、誰が何をすればいいのかきちんと計画を立てる必要がある)、戦略、挑戦、手間や”目的に合うやり方で組み合わせ” → 付加価値、ニッチ(隙間)市場、世の中のために何をしたいか、そのビジョン(ビジョンのない会社や組織は必ず滅びる)、でした。
なお、以下は書き抜きです(太字は原典では傍点)。「情熱は経営にとって全ての出発点」だそうです。
戦いのためにあれこれ考えることを戦略という。
ずいぶんぶっそうな言葉だ。でも、経営における戦略、経営戦略は何も人を傷つけるものではない。ライバルのことを知って、自分のことを知って、世の中のことを知って、その上でどうすれば儲かるかを考えればいい。
もちろん、儲けがすべてではない。しかし儲けがないとビジネスを続けられないのも事実だ。
戦略を考えるとき、自分とライバルと世の中を良く知ることが出発点になる。その次は、どんな製品・サービスならライバルに勝てそうか考える。そして、その製品・サービスをどういうふうに作って売ればいいか考える。
こうしてみるとすでに学んだこととも重なっている。
このとき大事なのは、「一番すばらしい戦略は、競争を避けること」だということだ。他の人が目を付けないような製品を、誰も考えなかったような方法で売る、これが一番の戦略なのである。
そして、そのためには「何をやるか」ではなく「何をやらないか」を考える必要がある。ライバルがやっていることをあえてやらない。代わりに別のことをやるということだ。p51
だから、大事なのは、 何かに挑戦するときには、成功するまでの道筋、作戦、戦略、計画といったものをちやんと考えることと、それでも失敗したときには失敗の原因を振り返ってみることの二つだ。
そうすれば、良い失敗をできるようになって、いつか必ず成功するだろう。p65〜66
知能指数いう数字を作ったビネーという人は、実は知能指数を三つの数値の掛け算だと考えた。
ひとつ目は論理的思考能力。
これは数学ができるとか、クイズができるということに似ている。論理的に考えることができる力のことだ。
ふたつ目は言語能力。
論理的に考えられても、それを他人にきちんと説明できないと、他人は評価できない。自分の頭の中だけですごくてもダメなのだ。
そして最後。一番大事なものは何だとされているか。それが情熱なのだ。
論理的に考えることができて、言語能力があっても、それを他の人に伝えよう、その力を使って何かをしようという気持ちがなければ何も生まれない。しかも、数学や国語が時間をかければ誰でもわかるように、論理的思考能力と言語能力は鍛えることができる。
でも情熱だけはそうではない。
情熱は「あるか、ないか」なのだ。情熱は鍛えられるものではない。
情熱は鍛えられない、でも、火をつけることはできる。
そして、ここまで読んでいる君。自分に情熱があるかどうか不安にならずとも大丈夫。みんなにはもう心に火が灯っている。そうでないと、学校で習わないこの教科書を最後まで読み終わらないはずだ。むずかしいこの本を最後まで読み終わったこと自体が、この本を読みながら情熱の火が燃え始めた証拠なのだ。
そして経営も同じである。p67
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