2024年4月2日火曜日

戦後民主主義は終わったか?

 このブログの目的が、「日本国憲法が『ドイツにおけるワイマール憲法の二の舞になる』のを防ぎたい」ということでした。ですから、ワイマール共和国の歴史をヒトラーの政権獲得で終わりにするのは、常識的なやり方である」(『ベルリン 1928-1933』、平井正著、せりか書房、1982年、あとがき)という言葉に出会い、それなら、と触発された思いがあります。
 それは日本における戦後民主主義についてです。ドイツにおける「ワイマール共和国の歴史」に対応するものを「戦後民主主義の歴史」とした場合、「戦後民主主義の歴史」の終わりは、何をもって終わりにすればいいのだろう、という問いです。
 例えば、一部に、「戦後民主主義の歴史は終わった」といった言説もあります。その場合、その根拠は何だったのでしょうか。私は、言論の自由が保障されている限り、「戦後民主主義の歴史」は終わらない、と思っています。だからこそ、「戦後民主主義の歴史は終わった」といった言説の根拠が気になります。
 それでは、言論の自由が保障されていない状態とは、どのような状態をイメージすればいいのでしょうか。それは、ミャンマーの「血に染まったアスファルト」で示されたような状態、つまり、「平和的なデモという手段を行使しただけで、銃弾によって殺されてしまう」状態、もっとリアルな表現を用いれば、「自衛隊や警察が国民に牙を剥いた」状態です。そうなってしまう前に、なんとしても、民主主義を、日本国憲法を守り抜きたいものです。

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