その「資本主義社会に働いている大きな力」を、「産業イデオロギーの巨大な渦」と表現し、日本人は「産業イデオロギーの巨大な渦の中に巻き込まれている」と述べている文章にであった。日本の原発産業について述べられたことだが、国籍や特定の産業に限らない普遍性のある言葉である。この巨大な渦の正体を明らかにしていくことが、当面の課題なのかもしれない。
中沢 産業イデオロギーの巨大な渦の中に日本人は巻き込まれ、原発の開発をやみくもに推進してきました。原発の意味も自由経済の意味も棚上げして走ってきた。そして、福島の事故にまでたどり着いてしまいました。(『大津波と原発』、内田樹・中沢新一・平川克美著、朝日新聞出版、2011年、p61)
0 件のコメント:
コメントを投稿