小林多喜二への拷問や虐殺に代表される「日本における天皇制国家の横暴ぶり」には怒りを覚えるが、戦後70年、そのような野蛮な仕打ちは無くなっている。そのこと一つとっても、歴史の進歩を実感するし、戦後民主主義は確実に存在し、命脈を保ってきているといえる。だから、<実は存在しなかった「戦後民主主義」>(『世界「最終」戦争論 近代の終焉を超えて』、内田樹・姜尚中著、集英社、2016年、p182)といった議論は、民主主義を知らない人の議論である。
それはさておき、目を世界に向けると、日本における戦前のような野蛮が存在している。雑誌『世界』に連載されていたアムネスティ通信が、その実態の一端を紹介している。アムネスティ通信7を紹介するが、「中南米、南米では、こうした失踪のケースが極めて多い。その多くは、拷問と超法規的処刑の犠牲者となる」という。こうした事態をなくしていくためにも、日本における民主化というものをもっと進めていく必要があると思った。そして、民主化の嵐を起こせるようになりたいものである。
それはさておき、目を世界に向けると、日本における戦前のような野蛮が存在している。雑誌『世界』に連載されていたアムネスティ通信が、その実態の一端を紹介している。アムネスティ通信7を紹介するが、「中南米、南米では、こうした失踪のケースが極めて多い。その多くは、拷問と超法規的処刑の犠牲者となる」という。こうした事態をなくしていくためにも、日本における民主化というものをもっと進めていく必要があると思った。そして、民主化の嵐を起こせるようになりたいものである。
三六歳の小学校教師。同時に「殺人部隊」によるたびたびの失踪事件が起きているサンカルロス大学で法律を専攻する学生でもあった。
一九八四年三月九日、彼は生徒たちの前で、重武装した私服の男たちによって連れ去られた。子供たちは「先生を連れていかないで!」と叫んだが、武装した男たちを止めることはできなかった。その日以来、彼の消息はまったくわかっていない。政府はこの件について何も調査を行っていない。また「殺人部隊」については、手の下しようがないというコメントを繰り返すだけである。
グァテマラ及び中南米、南米では、こうした失踪のケースが極めて多い。その多くは、拷問と超法規的処刑の犠牲者となる。アムネスティは、こうした人権侵害のほとんどに軍隊及び政府が関係しているとの結論に達している。(『世界』、1986年10月、p67)
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