日本も捨てたもんじゃない、そう思えるようになってきた。優れた思想の持ち主を続け様に見つけたからだ。宮田光雄さん(『非武装国民抵抗の思想』と『現代日本の民主主義 制度をつくる精神』の著者)に続いて、「憲法九条を基に国連で地球憲章の宣言を」と訴えている「9条地球憲章の会」代表の堀尾輝久さんを見つけたのである。
実はもっと前に、「9条の理念で地球平和憲章を 非戦・非武装・非核・非暴力の世界を目指して」(『子供のしあわせ』、2018年8-9月号)という記事を読んでいたが、あまり聞かない運動だけど、どうなっているのだろう、で終わっていた。しかし、堀尾輝久著『地球時代の平和思想』の書評を読み、優れた思想の持ち主のようだと思い、すでに出版されている本を調べてみた。そして、優れた思想の持ち主らしいと確信できたのである。
調べた本というのが、『平和・人権・環境教育国際資料集』(堀尾輝久編、青木書店、1998年)、『天皇制国家と教育』(堀尾輝久著、青木書店、1987年)、『教育の段階 誕生から青年期まで』(ドベス著、堀尾輝久訳、岩波書店、1982年)、『教育基本法はどこへ 理想が現実をきり拓く』(堀尾輝久著、有斐閣、1986年)などである。「理想が現実をきり拓く」といった書名が、彼の思想の一端を言い表している。これからの読書が楽しみである。
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