2023年3月22日水曜日

憲法9条こそ希望である

「戦争にそなえれば、必ず戦争になる」というハクスレ-の言葉がある。だからこそ、戦争を避けるには、カントが書いているように『常備軍はいずれは全廃すべき」なのである。この目標は、日本国憲法第九条そのものである。
 こうしている間にも、ウクライナではミサイル攻撃に怯えて暮らさなくてはならない。このような現実を前にして、「防衛費増額もやむを得ない」という声が聞こえてくる。しかし、たとえ防衛のため、とはいえ、常備軍の拡張に変わりはない。そして、「戦争にそなえれば、必ず戦争になる」というのも真実である。
 そう考えると、この国を守るためには、九条を守り、広げていくのが最善策といえよう。作家の阿刀田高さんに言わせると、「 憲法9条は 人類が到達すべき究極の理想」であり、「憲法9条を守れば平和は可能なのに、人間はなんてバカなこと(改憲の動きに対して)をするんだろう。でも、私は今の平和憲法に一縷(いちる)の希望を託したい」(『赤旗日曜版』、2023年3月19日)。「憲法9条こそ希望である」ことを語り続けたいものである。

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