2023年1月8日日曜日

努力という才能

 最近心に響いた言葉が「努力という才能」である。「1枚の薄い紙だって、1000枚、1万枚あれば分厚くなる。最後には、それが書籍や辞書になるかもしれない。そう思って、毎日努力すれば良い」という実例は説得力があった。毎日英文を読むようにしているが、その量は微々たるものだった。しかし、そうした「紙一重の努力」でも、続けることで才能に転化するのかもしれない。
 そう、努力こそが成長の証である。生まれながらにして天才というのは、本当にひと握りだと思う。数学の天才だって、問題を解き続けているからこそ、そのようになれたのだと思う。
 数学を少しも習わずに、生まれた瞬間から微分積分ができたという人をボクは知らない。天才と呼ばれる人だってそれなりに、下手したら人の数倍も努力しているのだろうと思う。世の中、そんなものである。
 だから、ボクもコツコツと努力するのだ。努力するという才能は、何歳になってからでも育てることができる。50歳を超えたボクが、今から陸上100メートルで世界新記録を樹立することは不可能だ。メートル走を7秒台で走るのだって無理だろう。
 でも、たとえば仕事で努力することは70歳からでもできる。常に努力すれば、なんとかなる。「紙一重」という言葉があるが、1枚の薄い紙だって、1000枚、1万枚あれば分厚くなる。最後には、それが書籍や辞書になるかもしれない。そう思って、毎日努力すれば良い。(野呂エイシロウ著「努力という才能」『MacFan2022年11月号』、p70)

 同じ著者による「ミニマル主義」の勧めも、心に響いた。だが、自分の生活から不要なものを削ぎ落としていくことは、なかなか難しい。思考がクリアになるのは魅力でも、そう簡単にできない。これも、日々、少しずつでも努力していくことが大切なのかもしれない。

 自分の生活や仕事から不要なものを削ぎ落としていくと、思考はクリアになって心は軽くなり、社会のさまざまな制約からも解き放たれ、その一方で脳のパフォーマンスが高まっていくのを感じるという四角さん。仕事においても生き方においても常に一点集中を心がけ、シンプルさを保つ姿勢が重要と語る。
「仕事と生活のどちらが大切かといった二元論ではなく、仕事で成果を出し続けることで人生の幸福度が高まり、それが仕事のパフォーマンスを高めていくという好循環が生まれるプロセスを体感してもらうためにこの本(『超ミニマル主義』、四角大輔著、ダイヤモンド社、2022年)では詳細なメソッドを公開しているのです。(野呂エイシロウ著「努力という才能」『MacFan2022年11月号』、p95)

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