実際に夢を抱いたことがある。医学革新の夢とか本を出版する夢である。憲法に関する新発見ではないかと夢躍らせたこともある。いずれも手放したに等しい。しかし、「義務によって、また良識によって世間なみの正直さというものによって、あなたが発見したことはどんなことでも、人類、とくに同じ国の人々にたいして、知らせなければならない」(『科学する人々への訴え』、p13)という1821年に書かれた訴えを読んで、再び夢の種を抱き直し、それを実らせたいと思うようになった。
何歳になろうとも、始めるのに遅いということはない、と言われている。初心に帰って夢を持つのもた楽しいかもしれない。葛飾北斎などの芸術家の生きざまに感動するのは、死ぬまで納得できる作品を追い求め、長寿も達成しているからだ。芸術家の生きざまに学んで、死ぬまで夢を追い求める人生を全うしたいものである。
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