2023年1月30日月曜日

夢を抱いて生きる

 常に心の中に三つか四つの「夢の種」を抱いて生きる。小柴昌俊さんの言葉である。夢の種を抱いていても、それを手放しては種の成長が望めない。温め続けることが重要なのである。
 実際に夢を抱いたことがある。医学革新の夢とか本を出版する夢である。憲法に関する新発見ではないかと夢躍らせたこともある。いずれも手放したに等しい。
しかし、「義務によって、また良識によって世間なみの正直さというものによって、あなたが発見したことはどんなことでも、人類、とくに同じ国の人々にたいして、知らせなければならない」(『科学する人々への訴え』、p13)という1821年に書かれた訴えを読んで、再び夢の種を抱き直し、それを実らせたいと思うようになった。
 何歳になろうとも、始めるのに遅いということはない、と言われている。初心に帰って夢を持つのもた楽しいかもしれない。葛飾北斎などの芸術家の生きざまに感動するのは、死ぬまで納得できる作品を追い求め、長寿も達成しているからだ。芸術家の生きざまに学んで、死ぬまで夢を追い求める人生を全うしたいものである。

0 件のコメント:

コメントを投稿