2022年5月21日土曜日

人の命に勝る大義などない

 大腸ポリープ切除のため、一泊入院をしてきた。看護婦さんの優しい心に触れ、久しぶりに心が温かく感じることができた。特に、夜中に起こされて処置をしてもらった時は、今も起きて働いているであろう全国の看護婦さんに感謝の祈りを捧げた。そして、そうした看護婦さんの働きと対極にある戦場の兵士のことを考え、命の尊さを無視して足蹴にする戦争を憎んだ。
 医療従事者として命を守り、生きる希望に寄り添って働く人は、ウクライナにもロシアにもいる。戦場にもいるだろう。その人たちは、どんな思いで戦争を見つめているのであろうか。逆の視点に立って、ミサイルや爆弾の先にいるであろう人々の命を、兵士たちはなんだと思ってミサイルや爆弾を発射するのであろうか。
 分からない。
 どうして、
 勝手に、
 何の恨みもない人々の命を奪うことができるのか!
 兵士たちに、国家の指導者たちに、
 人の心はないのだろうか。
 優しい心はないのだろうか。
 それとも、人の命に勝る大義というのがあるのだろうか。それはない。なぜなら、人の命の平等の原則何人も人として尊重されるという原則に照らせば、人の命に勝る大義などというものは存在しないのだ。

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