2022年5月13日金曜日

中国との真の友好関係を築こう

 今の国際環境は、対立の激化が進んでいる。ロシアの帝国主義が牙を剥き、暴虐のかぎりを尽くしているからだ。それに合わせるかのように、北朝鮮や中国に照準を合わせt対立姿勢に激しさが増している。これでいいのだろうか。決していいわけではない。対立が続けば、いつかは火花を散らしかねないからだ。
 それでは、どうすれば良いのであろうか。
 それは、敵視政策をやめて、友好路線に転換すれば良いだけの話である。その方法論は、驚いたことに、すでに明治時代に鈴木天眼によって提唱されていた。鈴木天眼(1867年 - 1926年)は、明治期のジャーナリスト、衆議院議員で、『東洋日の出新聞』創刊者であった。 
 何事も明確な目標を持つことが大切である。国際関係論においても然りであろう。だから、真の平和を望むなら、友好関係を求め、敵視政策は止める必要があるのだ。初めから敵視していては、友好関係、強いては「平和な世界は無理」なのだ。鈴木天眼の「先駆的な思想」に、今こそ学ぼう。

 日本と中国は今こそ手を取り合い、アジアの発展を牽引しなければならないのに、それが妨げられている。日本人がすぐに「日本は東洋の盟主」と言ってしまうからだ。眼は、日本は中国との友好関係を「日支弟兄」ととらえる心構えで推進すべきだと言う。 「日支兄弟」と言うのでは、両国に主従関係を持ち込み、「日本は東洋の盟主である」と言い出す発想から抜け出せないからだ。それでは真の友好関係は築けないと強調する。(『鈴木天眼 反戦反骨の大アジア主義』、高橋信雄著、あけび書房、2021年、p 325326) 

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