「今も朝から晩まで砲撃が続く、根こそぎ人の命を奪いにきている」。
「マリウポリにいる人間を根絶やしにするためです」。
こうした声を聞くと、人権って何だ。人間の尊厳って何だと思ってしまう。そして、人の命は地球より重い、という言葉もあるが、あまりにも人命が軽すぎるではないか。
しかし、命の尊さを謳い、人権や人間の尊厳を謳い続けることでしか、平和な社会を築いていくことはできない。時間はかかっても、歩みがのろくても、人々が命の尊さと、人権と人間の尊厳の重要性に気づいていくことでしか、平和な社会を築いていくことはできないからだ。命や人権・人間の尊厳が軽視されているからこそ、人間の尊厳を謳い続けよう、と言いたい。
武力を持たなければ不安だ、という声が大勢を占めているかもしれない。大きな声をする方に、人はなびくのかもしれない。だからといって、命を粗末にすることはできない。人権や人間の尊厳を軽く扱う風潮に、黙って従うことはできない。
助け合ってこそ、人間であろう。人の幸福というものは対立からは生まれない。力を合わせ、喜びや悲しみを分かちあうところにこそ、人の幸福というものがある。国だって、対立しあっていいことなど何もないのだ。
助け合ってこそ、人間であろう。人の幸福というものは対立からは生まれない。力を合わせ、喜びや悲しみを分かちあうところにこそ、人の幸福というものがある。国だって、対立しあっていいことなど何もないのだ。
つまり、「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務である」(「日本国憲法前文」より)。世界の国々が主権を回復し、各国が対等関係の付き合いをしていけばいいのだ。
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