2022年4月13日水曜日

野蛮な世界を変えるには

 朝日新聞(2022年4月13日)コラム「後藤正文の朝からロック」に、「野蛮な世界を変えるには」という記事が掲載されていた。野蛮な侵略戦争が進行形であるだけに、時期に適った記事であった。
 結論は「脱却すべきは、大国がその力で小国に緊張を強いる情勢ではないか。軍事力で張り合うのではなく、国や地域の新しい連帯や共生のための枠組みを作らなければ、力こそが正義であるかのような野蛮な世界のあり方は変わらない。戦争や核兵器の悲惨さを知る日本こそ、そうした議論の先頭に立って欲しいと切に願う」だが、残念ながら、こうした声は少数意見で、 大勢は、核兵器を含む軍事力による抑止論であろう。
 しかし、ロシアが、その「抑止論では平和は守れない」ことを見事に証明してくれた。にもかかわらず、実験の結果は明らかなのに、抑止論信仰は変わらない。逆に、抑止力のために、日本も核武装をするべきだという御仁まで現れた。残念だ。
 では、再び「野蛮な世界を変えるには」に戻るが、「国や地域の新しい連帯や共生のための枠組みを作らなければ、力こそが正義であるかのような野蛮な世界のあり方は変わらない」が真実だとしても、少数では力にならない。少数意見が束にならないけない。そこで、試みに小さな少数意見を集めてみたらどうなるだろうか。それだけで力になるかどうかはわからない。でも、やってみる価値はあるだろう。

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