臨終の最後の言葉が、「永遠の平和、永遠の平和 —— 」だった人がいたこと知っていた。思わずメモしたくらいである。しばらく忘れていたが、エッセイ「昭和天皇と鈴木貫太郎」(なかにし礼著『天皇と日本国憲法』)の中で再会することができた。困難を極めた終戦業務を命懸けでやり抜いた、当時の首相鈴木貫太郎の言葉だったのだ。
敗戦が確実視されても、なお徹底抗戦の陸軍大臣もいる中で、鈴木貫太郎は「死刑すらも覚悟して」(『天皇と日本国憲法』、 p 21)命懸けで日本を終戦に導いてくれた。だからこそ、死ぬ間際まで「永遠の平和」を願ってくれたのであろう。最近も再燃しつつある憲法改悪の動きを考えるとき、鈴木貫太郎の決死の働きを忘れてはいけないと痛感した。
また鈴木貫太郎は、首相就任演説で「国民諸君は私の屍を踏み越えて、国難の打開に邁進することを確信し…」と訴えたという。この意味するところは、鈴木氏の志を引き継いで「国難の打開に邁進すること」を信じていたのであろう。永遠の平和にとって、今まさに国難の真っ最中だ。鈴木氏の志を引き継いで、今、目の前にある国難を打開していきたいものである。
「行動の先に希望がある。行動を続けることで未来は切り開かれる」(サルトル) 「人間は進化する存在。今の自分を超えて、創造的であり続ける『超人』を目指せ!」(ニーチェ) こうして社会に発信するというささやかな行動を通じて、一歩でも二歩でも、未来を切り開いていける存在でありたいです。
2022年2月17日木曜日
永遠の平和、永遠の平和 ——
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