昨日紹介した『基地の子 この事実をどう考えたらいいのか』に、とてもショッキングな子どもの詩を見つけた。本当は実弾演習に怯える詩を紹介する予定だっが、まずこの詩を紹介する。
米兵が子どもたちに、ガムやチョコレートをくれる話はよく聞かれる。「そんなものか」と思うだけだったが、この詩を知って、とても嫌な気持ち、複雑な気持ちになってしまった。
騒音などの物理的な被害は、目に見えてわかるのに対して、精神的な、屈辱的な被害というものは、複雑に屈折して見えるから始末が悪い。いずれにしても、こうした被害が延々と何十年も続いているのだ。
しかし、新聞上での議論を見ると、安全保障がどうの、こうのという議論ばかりで、それらがもたらしてきた負の部分には、あまり触れられることはない。議論が逆立ちしているからかもしれない。つまり、まず、憲法で保障されて人権が守られているか、が議論の出発点であるべきなに、そうした議論がないがしろにされている、ということである。
これまでは、憲法に照らしてどうなのか、という視点が欠けていた。だから、子供たちの真摯な声、切実な声に耳を傾ける必要がある。憲法に照らしてどうなのか、と。

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