イージスアシュアなど、高額な兵器を爆買い「させられている」と言われ、そう信じてきた。しかし、何かそうでもない、逆に日本から要求しているようだ、ということに気づいた。その根拠が、北朝鮮と中国の脅威です。左寄りと言われている朝日新聞さえ、「核を含む脅威が高まるなか、日本が主導し、アジアでの軍備管理の仕組みづくりに道筋をつけられるか。政府の主導力が問われる」(朝日新聞、2020年4月30日)と、中国や北朝鮮の「核を含む脅威」を前提に議論を進めている。
なぜ、このような議論ができるのか、それは、15年戦争の真実に正面から向き合ってこなかったから。朝鮮や中国に何をしてきたか、その事実に真剣に向き合って、その責任を問い、謝罪の気持ちがあったなら、米国と一体となって敵対などできないはずだ。
隣人を愛せよ、というキリストでなくても、隣人と仲良くしようという意思があれば、進んで敵対するようなことはできないはずだし、朝鮮や中国だって、応えてくれるはずである。
つまり、戦後において一番大切な、「15年戦争の真実に正面から向き合って、戦後処理を誠実に行う」ということをうやむやにしてしまった。つまり、初めのボタンを掛け違えてしまった。だから、今になってもボタンが狂い、ライオンと虎が一緒になってネズミを狙うようなことをしている。
そういうわけで、結論として、15年戦争で、朝鮮人や中国人にどのようなことをしてきたか、など、「15年戦争の真実に正面から向き合って、戦後処理を誠実に」行って、ボタンを掛け直すことを抜きにして日本の安全保障は考えられないし、日本国憲法の理想の実現も始まらない、そう思う。
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