2020年5月14日木曜日

本当の民主主義の時代

 これまでは、自民党が圧勝するなどが続き、暗いイメージしか持てなかった。しかし、板倉聖宣さんによる「本当の民主主義の時代が始まりつつある」という、次のような考えを知って、明るいイメージを持てるようになった。
〈今の経済学は「人間は圧力で動く」と考える。「人間はいつも圧力で動いている。奴隷もそうだ、農奴も、小作も、だから、現在の従業員もそうだ」と。しかし、本当の民主主義が根づいたら、自分で意欲的に動くということが中心になる。そんな、本当の民主主義の時代が始まりつつある。だから、「心理学と結びついた経済学」というようなものが本格的に始まらなければいけない。そして、このような時代の変わり目には、哲学が決定的に大事になる〉(2013年、「たのしい授業8月号」、仮説社)という。
 今までも、自分で(主体的に)意欲的に動いて優れた業績を残した人はいた。歴史に名を残した科学者や芸術家は、その典型である。しかし、そうした人たちは、ごくごく少数に過ぎなかった。それでも、社会が発展するにつれて、そうした人たちが少しずつ増えてきたと言ってよい。
 これから本当の民主主義の時代が始まれば、自分で意欲的に動く新しい人々が飛躍的に増えてくる。そして、そうした新しい人々が、新しい社会を創り、支えていくようになるに違いない。もしかしたら、「自分で意欲的に動くことの素晴らしさ」に気づく人が増えることによって、本当の民主主義が根づくのかもしれない。

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