2020年5月1日金曜日

相田みつをの探究心

 日曜美術館で「相田みつを」さんを取り上げていた。一番驚き、感心したことは、徹底した精読ぶりである。写真のように愛読したという道元の『正法眼蔵』を、なんと106回も読んでおり、たくさんの紙が挟まれている。きっとそこにたくさんの書き込みがあるのであろう。これこそ、座右の書のお手本である。あやかりたいものである。
 もう一点は、同じ書を何度も書いているということ。考えてみれば、ゴッホは、何度もなんども自画像を描いているように、同じ対象を繰り返し、繰り返し描いている画家が結構いる。心境は、きっと同じなのかもしれない。そこに共通するもの、それは、執拗に対象に食い下がり、極めようとする貪欲な探究心に違いない。同じ本を何度も読んだもの、探究心からである。




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