2023年2月1日水曜日

若さの秘訣   

 学び続ける人は、たとえその人が80才でも若いと言える。逆に、学ぶことをやめた人は、20才でも年老いている。人生で最も素晴らしいことは心をいつまでも若く保つということだ。(ヘンリー・フォード[フォード・モーター創業者])
 フォードも言っているように、学び続ける人は、情熱を持ち続けるためか、実際の年齢が80歳であろうとも若々しくみえる。しかし、学ぶことをやめ、固定観念に支配された人たちは、たとえ、20歳であろうとも、年老いて見えるものである。
 学び続ければ、どうして若く見えるのだろう。それは、植物や子供たちを見れば分かる。若い植物も子供たちも、どんどん伸びる。その成長過程がまぶしいくらいだ。学び続けることは、成長し続けることである。人間は、いくつになっても、学び、成長することができる。だから若く見えるだけでなく、実際、学ぶことをやめてしまった人よりは若い。だからこそ、学び続けることが若さの秘訣と言えるのである。
 学び続けていると、新しい発見をしたり、疑問が生じて、その疑問が分かったり、と感動が伴うことが多くなる。そうした感動も、心を若くするようである。常に学ぶことを忘れず、成長し続けたいものである。
 以前読んだ本に『人は成熟するにつれて若くなる』(ヘルマン・ヘッセ著、V・ミヒェルス編、岡田朝雄訳、草思社、1995年)というのがある。この中に「叡智と私たちの関係は、アキレスと亀の論証のようなものである。叡智が常に先行しているのだ。それに到達するまでの途中は、その魅力を追いかける事は、それでもやはり素晴らしい道である」(p105)という文章がある。ここでいう「」も、学び続けることであり、それゆえ、「人は成熟するにつれて若くなる」のである。


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