文章を書きながら今まで温めてきたものを、初めて第三者に話す機会があった。私個人が驚いたのだから、みんなも少しは驚いてくれるだろうと期待していた。しかし結果は、少しも驚いた様子がなかった。
そのことで、ちょっとがっかりしてしまった。しかしよく考えると、今のままの文章では内容に説得力がなく、その上独り合点の傾向にあった。そういう意味では、今回の発表は成功だったとも言える。積極的に前を向いて行動を起こしたことには失敗など存在しないのかもしれない。
そういえば、エジソンが電球を発明する過程の度重なる実験結果について、「失敗は成功の元」と言っていた。エジソンは、「~では十分な発光が得られないことが分かった」と言って、どんな結果になろうとも、失敗とは思わなかったという。エジソンにとって積極的に前を向いて行動を起こしたことには失敗など存在しなかったのだ。
何かをやり遂げるには、どんなことであれ、必ず幾つかの段階を踏まなければならない。一足飛びにやり遂げることができるものがあったとしても、そういうものは、ただ簡単なだけだ。それなりのものをやり遂げるには、必ず幾つかの段階が必要なのである。そう考えると、今回の発表も、エジソンの度重なる実験も、一つの成功に向かって一歩一歩前進している過程ということになる。だからこそ、「積極的な行動に失敗なし」なのである。
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