昨年2月から少なくとも6千人が、ロシア内やロシアが占領するクリミア半島の43施設に収容されたという。生後4カ月から17歳までのウクライナの子どもたちで、極東へ送られた例もあった
卑劣なのは子どもの集め方だ。多くは旅費や滞在費などが無料で「楽しいサマーキャンプ」を低所得層の親に訴え、受け入れ後は連絡を絶つ。消息をつかめても引き取りは現地入りした両親のみに限られ、戦時下では困難だ。(朝日新聞、2023年2月17日「(天声人語)子どもたちに手を出すな」より)
これまでも、世界に目を向けると、今の日本では信じられないような人権侵害が横行している国が存在に心を痛めていた。多分これまでの被害者の多くは政治犯などの大人だった。今度の場合、子供たちと、その親も被害者である。それだから、というわけでもないが、やはり、人ごとで傍に追いやってしまうことだけは避けたい。
次にできることは、人に話すことであり、考え続けることであろう。どうしてこのようなことができるのか、先例があるのだろうか、と考える材料はたくさんあるに違いない。原発問題も然り、基地問題も然り、人ごとで済ませることなく、考え続けていきたいものである。
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