しばらくして、偶然手にした蔵書『貧困なる精神Y』(本多勝一著、朝日新聞社、1994年)の中に「白人民主主義」という言葉を見つけた。すぐに中見真理さんが語っていた「アメリカの民主主義」に結びついた。本多勝一さんは、直接アメリカに行き、危険な思いをしながら体当たり取材をしているだけに言葉に重みがある。その本多さんの言うには、
アメリカ合衆国の「自由」や「民主主義」などは、要するに「白人の自由」「白人民主主義」にすぎず、もっといえば、「侵略者の自由」「海賊民主主義」にすぎない。(p 67)
と言い。「先住民大虐殺で建国したアメリカ」(上同、p70)とまで言っている。とここで、國弘正雄さんが同じようなことを書いていたことを思い出した。アメリカ「建国が大量のジェノサイドの上に成り立っている」(國弘正雄著「私のマンスフィールド論」『未来は太平洋にあり』、マイク・マンスフィールド著、サイマル出版会、1992年、p116)というのだ。もっとアメリカの本質を研究する必要がありそうだ。
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