2021年9月17日金曜日

高橋源一郎氏は真の民主主義守り手か

 信じていたのに、とがっかりした。高橋源一郎氏といったら、戦後民主主義の守り手、したがって日本国憲法の守り手であろうと思っていた。なぜなら、『「悪」と戦う』『僕らの民主主義なんだぜ』などの著書もあり、 民主主義ってなんだ?』(高橋源一郎著・SEALDs著、河出書房新社)という本も出版された。そしてこの本の表紙には「まだこの国をあきらめないために」とか「民主主義を取り戻す」といったキャッチコピーも書かれていたからだ。
 しかし、「 自衛隊は立憲主義的にいうと、成文化されたものからはみ出ているから違憲だけど、自衛隊ができてから半世紀以上たって、今、国民は最低限の戦力として、自衛隊があることを良しとしようとしている」民主主義ってなんだ?』 、p、55、下線は筆者)と決めつけ、何と「「ぼくも九条は変えたほうがいいと思っている」(同、p56)という。わたしの理解では、戦後民主主義と九条改憲は、どうしても結びつかない。戦後民主主義の破壊者こそ、九条の改憲勢力だからだ。
 つまり高橋源一郎氏は、戦後民主主義の守り手のような顔をしながら、実は、戦後民主主義のお手本とも言える日本国憲法の破壊者だったのだ。日本国憲法の肝とも言える「九条は変えたほうがいい」と考えているのが何よりの証拠であろう。

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