60年の安保闘争時に、当時の岸首相が自衛隊の出動を打診したことは、有名な話で、このブログ(安保闘争)でも取り上げたことがある。最近のアメリカでも、黒人男性の死亡をきっかけとしたデモに対し、トランプ大統領がデモの鎮圧のために米軍を派遣するという動きがあった。エスパー米国防長官など、鎮圧のための米軍派遣に反対する姿勢を明らかにした高官も現れ、軍を派遣する事態には至らなかった。しかし、これらの事実は、軍隊が国民に牙を向ける、国民にとって危険な存在であることを雄弁に物語っている。
自衛隊が、治安という名目で、今でも「人民弾圧の訓練」をしていることを、『日本の基地 3 写真・絵画集成』(林茂夫編、日本図書センター、2002年)の写真を見て、初めて知った。
今でも、辺野古の基地反対運動に対して、機動隊が派遣されている。もし、自衛隊が派遣されたら、どうなるのか、想像もつかない。ただ、自衛隊も、国民に牙を向ける側面を持っている事実を知っておくことは重要である。

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