2020年4月28日火曜日

いまだ死者ゼロの国・ベトナム

 朝日新聞デジタル(2020年4月28日)の記事「いまだ死者ゼロの国 隔離を強制、厳しすぎだと思ったが」によると、ベトナムにおける新コロナウイルス感染者数は累計268人で、死者ゼロだという。記事の中にあった「感染者の把握は世界中の国々にとって共通の課題であることが明確になっている」という言葉の重みを、日本でもしっかりと認識して、これからの対策に生かしてほしい。以下、記事の中から要点を紹介する。強調は引用者による。
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感染者数は累計268人
 ベトナム政府は23日、「社会隔離」と名付けて1日から続けていた外出制限を緩和した。首都ハノイや南部ホーチミンではレストランや露店が営業を再開し始めた。タクシーも車両の台数に制限はあるが営業を許可された。新たな感染者は16日から23日まで出ず、約9600万人の人口に対して、同日時点の感染者数は累計268人。このうち約8割の220人がすでに回復した。死者はいない。24日になって新たに感染が確認された2人は、特別便で2日前に日本から帰国したベトナム人だった。

ハノイで23日、3週間続いた政府による外出制限が緩和された街を行き交うバイクの波(ロイター)

症状なくても強制隔離
 2月13日の16人目を最後に3週間止まっていた感染者数は、3月6日に欧州からの帰国者の感染が判明した後、再び増え始めた。ベトナム政府は同21日からすべての入国者を隔離の対象にし、22日には外国人の入国を事実上禁止にしている。4月1日からはハノイや南部ホーチミンなど大都市を中心に3週間にわたって外出制限を実施した。
 欧州経由での感染が拡大し始めた段階で、感染者やその接触者、海外からの入国者を病院や自宅、軍の施設などに隔離する措置を徹底するようになった。

SARSは最初に「制圧」
 2003年に重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した時も、ベトナムは同じようなやり方を取っている。当時は民間病院での集団感染をきっかけに、5人が死亡、63人が感染した。ベトナムは感染者と接触者を徹底的に追跡し、隔離することで世界で最初にSARSの「制圧」を宣言した

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