今日の「羽鳥慎一モーニングショー」(4月16日)では、今頃、ノーベル賞受賞者である本庶佑・京都大学特別教授がビデオ通話で生出演して、「見えない忍者」という、わかりやすい例えを使って検査の必要性を説いていた。ネットで紹介されていたので、要点だけを紹介する。
サンデー毎日(4月26日号)では、青木理さんが、「政権は、まさに科学的データの基礎となる感染検査体制すら不十分なまま『緊急事態』を宣言し、」と書いている。「検査データ増が至上命題」どころか、「検査データ増は至上命令」ではないだろうか。
私が赤で強調したところが、ずっと気になっていたことで、この隠れ患者さんを早急に見つけて隔離することが、何よりも優先させるべきだ、と私は思う。
(本庶・京大特別教授)
「ただ重要なことはこれ普通の風邪ならばみんなこんなに慌てない。
インフルエンザなら0.1%ほどの死亡率ですが、
これ(新型コロナ)は世界中で5%くらいの死亡率。
社会的なパニックを抑えるためにいま求められているのは重症者を死なせない。
治療。ここに大きな力を入れないといけない。
感染対策には限界がありまして
いくら一生懸命やっても絶対ゼロにはなりません。
これは長く、繰り返し、出てきます。
ですから、いかに早く治療体制を強化するか、これにかかっている」
(本庶佑氏)
「感染予防というのは、
ウイルスを撒き散らす側がどこにいるか。それを捕らえないと防御対策ができないわけです。
私はまず、忍者との戦いだけど、忍者がどこにいるか分からないのに防備を固めることはできないわけです。
まずそれをきちんと捕らえる。
全体の忍者の数が減ってくれば、ターゲットが見えてくる。
全包囲の戦いはできない。
やはり決まったターゲットに絞るために感染を減らし、そして実態をきちんとマッピングする。
この2つが当面は必要なことだと思います」
(本庶佑氏)
「いや。8割の人は何も症状が出ないわけですから。
ただその人は逆にやっかいで症状が出なくて、それを撒き散らしているわけですから
そこをきっちりと行政なり医療側が認識していないと大きな間違いを起こしますからね。
やはり戦争というのは敵を知らないと準備できない。
そういうことを申し上げているわけです」
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