ニーチェの言葉、「人間は進化する存在。今の自分を超えて、創造的であり続ける『超人』を目指せ!」(『ツァラトゥストラはこう言った』)を知って、このブログの名前にした。そういうこともあって、この本を読んでみ、たいと、はじめのところだけ読んでみた。
以前は、書名からして難しそうで敬遠していたところがあった。しかし、読んでみると意外と読みやすく、カントの『純粋理性批判』とは、雲泥の差だった。
ツァラトゥストラは、人の名前だった。彼は、山に入って「知恵を愛し、孤独を楽しむ」生活を続けたが、ある日、山から降りてくる。「ツァラトゥストラはふたたび人間になろうとして欲している」のだという。
そして、途中で一人の白髪の翁に出会う。
翁 「あなたはいま、眠っている者たちのところへ行って、何をしようとするのか?」
ツァラトゥストラ 「わたしは人間を愛しているのです」
翁 「いまわしが愛するのは、神だ」・・・・
しばらく二人が言い合っていたが、
やがてツァラトゥストラが一人になった時、彼は自分の心に向かってこう言った。
「この老いた聖者は、森の中にいて、まだ何も聞いていないのだ。神が死んだ(原文は傍点で強調)ことを。」
このところを読んで、どの程度か知らないけれど、ニーチェが生きた頃の神の存在は、大きな存在で、力もあった、そんな時代背景で、「神が死んだ」と言い切ったことは、とても勇気のいる、革新的なことだったのではないか、と思った。そして、この当時の宗教の力は、どのようだったのか、を知りたくなった。
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