2024年1月3日水曜日

日本は世界最大の債権国

 今年になってから、昔のノートを読み返しています。その過程で、「日本は世界最大の債権国」を見つけました。「アメリカの国債を中心に海外の国々に膨大な額の借金をさせている。2012年の段階で、世界一の座を実に22年連続でキープしている」という内容です。

  (「『日本経済新聞』、2023年5月26日」より)

 現在はどうなのでしょうか。早速調べてみました。そして、22年末で日本の対外純資産418兆円となり、「32年連続で世界最大の純債権国」だったことがわかりました。ちなみに、「世界最大の純債務国は米国で、対外純債務残高は2137兆9298億円に上った」そうです。これらの事実は何を意味しているのでしょうか。そこまではわかりませんが、それだけ日本は豊かであったと言えるのでしょうか。
 なお、「32年連続で世界最大の純債権国」だったその内実は次の通りです。
 財務省は26日、日本の対外純資産が2022年末時点で418兆6285億円だったと発表した。円安に伴って外貨建て資産の評価額が円換算で増え、過去最大となった。対外純資産が増えると海外からの配当金や利子収入が増えて経常収支が改善したり、国債格付けの評価の引き上げにつながったりする
 対外純資産は日本国内の企業や個人、政府が海外に持つ「対外資産」から海外投資家などへの「対外負債」を差し引いたものだ。対外純資産は21年末時点と比べて0.2%の微増で、5年連続の増加だった。32年連続で世界最大の純債権国となった。
 対外資産の残高は21年比で6.5%増の1338兆2364億円だった。増加は14年連続となる。金利上昇に伴う債券価格の下落などで証券投資の資産残高は8.4%減の531兆2900億円となったが、円安が残りの資産残高を押し上げた。
 22年末の円相場は1ドル=132円14銭で、21年末に比べて14.8%の円安・ドル高となった。円安で外貨建て資産の評価額が108兆1890億円増えた。
 海外から日本への投資などを映す対外負債残高は9.6%増の919兆6079億円だった。4年連続で増えた。外貨建ての負債の円換算での評価額は27兆8690億円増えた。
 国・地域別でみると、22年末時点で日本に次いで対外純資産が多いのはドイツで389兆509億円となった。中国が335兆7807億円、香港が233兆6321億円で続いた。世界最大の純債務国は米国で、対外純債務残高は2137兆9298億円に上った。(「日本の対外純資産418兆円、22年末 円安効果で過去最大」『日本経済新聞』、2023年5月26日、下線は引用者)

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